我が家のワンコ達は6匹中5匹がシニア犬です。
今年16歳になるミックス犬「大吉」とトイプー「ミルク」
「花」は15歳「小雪」は14歳「風花」は11歳
少し年齢が離れた黒プーの空が「6歳」
現在ミックス犬の大吉はほとんど自力では歩けず、排尿も人の手が必要になってきました。
2年前「ミルク」が体調が悪くなりましたが、食生活を変えたところ、体力が回復し今も元気に毎日を過ごしています。
愛犬には何歳になっても元気でいてほしいものです。
ミルクと大吉は同じ年ですが、老化の速度が違います。
体が大きな犬種は成犬になるのが遅く、老いるのが早いです。小型犬種は成犬になるのが早く老いるのが遅いです。
そして、老いのサインは体の大きな犬種の方が、飼い主さんが気付きやすいかもしれません。
同じ年齢の「大吉」と「ミルク」ですが、足腰が弱くなり、耳の聞こえが悪くなったのは「大吉」が先です。
排尿が困難になり、家族の介助がないと生活できなくなったのも、ラブラドールと柴のミックス犬の「大吉」がさきでした。
といっても、大吉が人の手がないと排尿困難になったのは、最近の事です。
大型犬の血が入るミックス犬としては、長生きしている犬だそうです。
多頭飼いの我が家の犬達が長生きしている秘訣を時々お散歩途中の方に尋ねられるのですが、我が家がワンコ達の生活で一番気にしているのは「食べる」ことです。
シニア用のドッグフードに慌てて切り替えない
犬がシニア世代になると、「高齢犬用」のドッグフードに切り替えるご家庭も多いでしょう。
確かに、老犬になると若いころより消費エネルギーが少なくなるため、肥満を避けるために総カロリーを減らす工夫は必要かもしれません。
犬の大事な栄養源であるタンパク質を減らし、炭水化物でカロリーを調整するのは、もともと穀物の消化が得意でない犬にとっては、これでは、消化吸収するだけで体が疲れてしまいます
カロリーだけを考えタンパク質を減らした食事は、愛犬の老化を進めてしまう原因になっておる可能性があります。
タンパク質は犬が元気に動くために必要な栄養素です。
タンパク質が不足すると、被毛のハリツヤが早く失われ、犬の体を支える筋肉量が減少してしまいます。
実際、どんなにタンパク質の量を減らさないようにしても、老化によって消化吸収力が落ちてしまうシニア犬の足腰は、年齢と共に筋肉が減ってしまい細くなってしまうものです。
足腰の筋肉量の減少は、排泄の困難など様々な問題となって出てきます。
病気を抱えていたり、肥満などの問題がなければ、愛犬のアンチエイジングを考えれば、カロリーが低いだけで選ばないほうがいいでしょう。
犬のアンチエイジング対策に腸内環境を整え免疫力を上げる
腸内フローラという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
腸内フローラとは、腸内の菌の群の様子で、善玉菌が2、日和見菌が7、悪玉菌が1程度が理想的といわれています。
腸内環境を整えてあげることで免疫力をあげ老犬の体調を整えるのにも大切な事です。
愛犬のアンチエイジングを考えれば、お腹の中を整えることはとても大切な事です。
ただ、残念なことに乳酸菌を食生活に取り入れても、数日で腸内環境が整うわけではありません。
効果が出始めるまでには数か月かかるのですから、愛犬が若いころからスタートさせる必要があるでしょう。
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トイプードルの毎日の食事やサプリメントをプラスする
犬の腸内環境を整えてあげることでアンチエイジングに効果があるのなら、愛犬の健康を考える家族として試したくなるでしょう。
では、どういったものを食べさせればいいのか?どんなことに注意したらいいのかも気になるはずです。
乳酸菌(プロバイオティクス)が入っているドッグフード
このタイプのドッグフードを食べさせるときの注意点は、40℃以上のお湯を使ってしまうと、せっかくの乳酸菌が効果を発揮できなくなります。
ふやかしたり、スープなどと一緒に食べさせるときには、ぬるま湯にし、栄養分が含まれる水分もしっかり飲ませることが大切です。
犬用のサプリメントを毎日の生活に取り入れる
乳酸菌や酵素のサプリメントを食事に足してみるのは、ドッグフードの好き嫌いが多く、フードの切り替えが難しいトイプードルや手作りゴハンのワンコにはおすすめの方法です
無糖のヨーグルトを毎日の食事のトッピングにしてみる
ヨーグルトの菌も色々な種類があり、菌の種類によって愛犬の体に合う合わないがあります。
菌によっては犬の胃酸に負けてしまい、お腹に生きたまま到着できないものもあります。
ご家族と一緒に無糖のヨーグルトを色々と試してみて、体に合うものを探してみるのもいいでしょう。
効果がすぐ出ないだけに気長に続けなければいけません
効果がすぐにでない、目にみえないだけに続けるかどうか迷うものです。
腸内環境が整えだせば、まずは排便時の臭い変わってきます。
効果がでているかどうかは、これを一つの目安にしてみるのもいいでしょう。
お腹の調子を整えて、愛犬のアンチエイジング始めてみてください
トイプードルの健康対策まとめ
我が家のトイプードル5匹は、腸内環境を整えるためにプロバイオティクス配合のドッグフードをメインに食べさせています。
ドッグフードのローテーションもしているため、フードの種類によってはプロバイオティクスが配合されていません。
善玉菌がお腹の中で増えてきても、摂取するのを止めてしまっては減少してしまうのが心配です。
そこで、乳酸菌のサプリメントはドッグフードの種類によって足して食べさせています。
また、加齢とともに減少する酵素を意識して摂取させるために、生の野菜や果物、酵素のサプリメントで補っています。
腸内環境が乱れると、お腹の調子だけではなく、アレルギー症状が酷くなったり、食欲の低下など様々な問題がでてきます。
腸内環境を整えること、アレルギー犬との生活で経験してきた我が家なりのアンチエイジング対策です。
wanmama