子犬の時の栄養状態は犬の一生涯の健康を左右する大切な問題です。
自宅で小さなドッグフードの店を細々と営業中の我が家には、ドッグフードを食べてくれないトイプードルのご相談も多いのです。
なかなか食べてくれない。
どうにかして食べさせたい。
このような悩みは、小型犬のトイプードルと暮らしていると、かなりの確率であるものですよね。
でも、それ以外に犬の食事に関するとんでもない話を時々聞くことがあるのです。
ペットショップおすすめのドッグフード
子犬だって、成犬だって新しい家族のもとで暮らしだす時には不安があるはずです。
生活環境が変わるのは、犬にとってかなりのストレスです
環境が変わったのに、今まで食べていたものを急に変えてしまうのは、さらに犬にとってストレスを与えてしまいます。
- 最初は以前から食べていたドッグフードを食べさせてください
- ドッグフードのメーカーを変えるのであれば、生活環境に慣れたころを見てからにしてください。
ペットショップやブリーダーさんからは、このように説明をうけ、今まで食べていたドッグフードをおススメされるはずです。
教えてもらったドッグフードの切り替え時期
子犬を家族に迎えるときに、ショップやブリーダーさんからおススメされるドッグフードは間違いなく子犬用でしょう。
ところが、生後5か月くらいのトイプードルの子犬に、成犬用のドッグフードを食べさせてる飼い主さんに時々ですが出会うことがあるのです。
成犬用のドッグフードを食べている子犬は子犬らしいコロッとした体つきはしていません
毛並みも荒れてしまっている子犬もいました
そんな子犬の状態に不安を感じた飼い主さん
ペットショップの店員さんやブリーダーさんから教えられたように、子犬用から成犬用に変えたんですけど、体がこんなに小さいままでいいのでしょうか?
こんな相談を聞くのです。
どうして子犬に成犬用のドッグフードを与えてしまっているのか?
詳しい話をきくと、あまりにも簡単に考えすぎている人間の身勝手さに腹が立つことがあります。
成犬用フードに切り替えを薦められたのは、どんな理由ですか?
今まで一番早い切り替え時期のワンコは生後4か月でした
子犬なのに成犬用のドッグフードに切り替えたのは、ブリーダーさんから言われたからだそうです。
実はこの飼い主さん以外にも、5~6カ月の子犬に成犬用のドッグフードを探しに来店された飼い主さんの中に、同じ話を聞くことがありました。
理由として
- トイプードルは大人になるのが早い
- 給与量に書かれている月齢までパピー用を与えると体が大きくなりすぎる。
- 肥満防止にもなるので生後○月までには切り替えてくださいね
このような内容です。
体の大きさを食事でなぜコントロールしようとするのか
飼い主さんとの会話の中でもう一つ気になることがあります。
我が家のワンコは体が大きくならない小さいサイズのトイプードル
成犬用の食事に切り替えたら成長が止まってきたので、このサイズで大きさが止まるのが当然思ってました
ブリーダーさんやペットショップの店員さんから聞いた説明を真剣に信じた結果なのでしょうが、あまりにも酷過ぎる話です。
どうみても、3~4キロになりそうな骨格のトイプードルの子犬
成犬になってもは2キロ~2.5キロくらいだと説明をし
そのうえ高カロリーな子犬用ドッグフードを早くに切り替えさせることを薦めるのは、どんな理由なのか母ちゃんが知りたいところです
最近はやりの小さなサイズのトイプードルであれば、人気があり高値で販売できることも大きな原因なのでしょうか?
体を作る時期の栄養不足は将来の不安につながる
犬が元気に生きていくためにも子犬時代の栄養不足は避けたいものです
小さな体理想のあまりに食べさせることをセーブする飼い主さんも実はいらっしゃいます
売る側や飼い主側の勝手な都合で骨格の大きさをセーブすることないようしてください