かかりつけの動物病院を変えたくなる時はどんな時ですか?
- 獣医さんの治療方針が納得いかない時
- よくない評判を聞いたとき
こんな理由が多いかもしれませんね。
そんな理由以外に最近多いのは治療費の問題や、ご近所に新しく動物病院ができたときも変わってみたくなる理由に一つです。
さて、深刻な問題で転院を考えている場合を除いた場合、いつ動物病院を変わるのがいいのでしょうか?
狂犬病・フィラリアの投薬時期に動物病院をチェックする
ペット関連の仕事をしていると「評判のいい動物病院知りませんか?」と、お客様からかなりの確率で聞かれます。
この数年動物病院の開業も増え、犬と暮らす家族にとっては大変ありがたいことなのですが、多くても動物病院を選ぶのに迷うものですよね。
動物病院に電話をして獣医さんやスタッフの対応をまずチェックしてみてから決める。なんて話も時々聞きます。
- 電話でのスタッフの対応は素晴らしかったのに、獣医さんとの相性がよくない
- 電話ではぶっきらぼうだったけど、直接会って話してみたら、とても親身なスタッフや獣医さんだった
- 動物病院のHPは素敵だったけど、実際の診察室はちょっと不潔そうだった
電話での対応で動物病院の雰囲気をある程度は想像できるものですが、やはり実際に見て獣医さんやスタッフと会話をしてみないとわかりにくいですよね。
そこで動物病院を変えたくなったお客様には、
- 狂犬病の予防接種
- フィラリアの投薬
これらを利用して、気になっている動物病院へ行ってみることをお勧めしています。
動物病院は2つ以上お世話になっていても問題はない
いままでお世話になっていた動物病院に大きな不満はないけど、愛犬が病気になった時には、本当にその治療方針で間違いがないのか心配になるものです。
そんな時には、違う動物病院で診てもらうことに罪悪感を感じないでください。
他の獣医師の診断と治療方針を聞いたうえで、飼い主さんが最終的にどちらの先生でお願いするか決めてもいいのです。
獣医師によっても得意な分野があるため、治療や手術によっては動物病院を変えるほうが良い事もあります。
また、緊急の場合に備えて2つ以上かかりつけの動物病院があったほうがいいこともあります。
特に個人で開業されている動物病院の場合、臨時休診で獣医が不在なんてことがあれば治療はしてもらえません。
診療時間・休診日・自宅からの距離、万が一のことも考えて、かかりつけの動物病院は複数選んでおきましょう。
治療内容によって変えても問題はない
また、手術や大きな病気の治療や、予防接種やフィラリアなど、治療内容にによって獣医を変えても問題はありません。
実際、専門的な治療が必要なものは遠方の動物病院
フィラリアや予防接種などはご近所の病院と分けているご家庭は多いものです。
老犬は近くの動物病院にしておきたい理由
我が家は今まで2件の動物病院にお世話になっています。
ミックス犬大吉のアレルギーの治療と去勢とトイプードル花の出産、ミルクの去勢でお世話になった動物病院
小雪・風花・空の避妊、去勢、膀胱結石の手術。予防接種、フィラリアでお世話になっていた動物病院
4年前、家を引っ越しをしたため今まで通っていた動物病院には、車で片道30分~50分ほどかかるようになってしまいました。
それでも、今まで老犬達の体調を見ながら大慌てで遠くなってしまった動物病院まで通っていました。
でも、老犬達は日によって体調が変化しやすくなり、予防接種に連れていけるタイミングがなかなか難しくなっています。
そこで、今年からミルク・花・小雪の3匹は今住んでいる家から徒歩数分の場所にある動物病院に変わることにしました。
また急に体調が悪化した時に、すぐに診察を受けられる場所も探しておかないと不安なことも動物病院を変える理由です。
怖がりな犬の動物病院を変えるときには慎重に!
老犬3匹、予防接種で動物病院を変わることに決めたときに、トイプー全員一緒に変わることも考えました。
しかし、我が家の黒トイプー空は、非常に警戒心の強いビビリなワンコ。
我が家に来た時から、ずっと診てみいただいた獣医さん以外では、ビビりすぎて腰が抜けてしまう可能性があります。
犬の性格によっては担当医を変えるだけでストレスを感じ、治療や診察後に吐き戻してしまうワンちゃんもいます。
動物病院のスタッフは皆さん動物好きなのは間違いないでしょうが、人見知りするワンちゃんですと、なかなか新しいスタッフになじめない場合もあります。
怖がりで、神経質な犬ほど、大きな治療を必要としない時に動物病院を変わっておかないといけませんね。