沢山の犬種の中ならトイプードルを家族に迎えようと決めたときに、次に迷うのはオスにするかメスにするかですかね?
最初っから犬の性別を決めているのなら、好みの毛色や顔立ち・性格や健康状態で、家族にするワンちゃんを決めるでしょう。
なかなか決められない時に、沢山のトイプードルの中から、運命の出会いをしたワンちゃんと、暮らすことを決める方もいらっしゃるはずです。
さて、オスとメスどちらが飼いやすいのでしょうか?
トイプードルのオスとメス育てるのはどっちが楽?
我が家はトイプードル5匹、ミックス犬1匹の合計6匹性別の内訳はオス3匹、メス3匹です。
どちらが育てやすいかとご質問いただくことも多いですが、育てやすさは、どちらも変わらないですね。
育てやすさや、しつけのしやすさは、性別よりも性格によるものが大きいものです。
同じ性別でも、腹が立つほど聞き分けがなかったり、あっけないほど簡単だったりといろいろです。
今まで、沢山の犬達と暮らしてきましたが、メスの犬と一緒に暮らしたのはトイプードルの花・小雪・風花の親子だけです。
それまで一緒に暮らしていたのは、すべてオスの犬ばかり。
初めて飼ったメスのトイプードル花は、ものすごこ聞き分けがよく、とてもしつけが楽な犬でした。
花の産んだ娘の小雪も風花も、しつけのしやすさは、オスよりも楽だったと思います。
メスの育てやすさを実感している多頭飼いの我が家ですが、もし、この先、新しいトイプードルの家族を迎えるのなら、
絶対にオス犬と全員一致で決めています。
さて、なにが違って、私たち家族はオス犬が好きなのでしょうか?
トイプードルのメスは、ちょっと冷めた甘え方をする
トイプーの女の子は、とっても甘え上手です。自分が得をする甘え方をするこが多い気がします。
飼い主さんの事が大好きでも、すべてを任せて甘えるのではなく、ちょっとだけ相手を観察しながら甘える、少しずるがしこい一面をちらりとのぞかせることがあります。
オスに比べ、穏やかで、自立心が強く早熟なぶん、子犬時代が短く、あっという間に大人になってしまう、人間の女の子と同じような感じですね。
しつけはとてもしやすいのですが、頑固なところも多く、自分が気に入らないと、飼い主の指示に逆らうこともあります。
しかし、我慢することも大変よくできるので、長時間のお留守番が多くなる家庭には、とても向いてると言えます。
トイプードルのオスは、べったりと甘えん坊
トイプードルの男の子は、とても甘えん坊なこが多く、なにも計算なしで甘えてくる犬が多いです。
メスに比べ、やんちゃで甘えん坊、飼い主への依存心が高く、いつまでも子犬時代の心を持ったまま大きくなっていく犬もいます。
躾はしやすいメスに比べると、他に気を取られやすいタイプの犬が多く、少し飼い主に根気が必要になるかもしれません。
一匹でのお留守番も問題はないのですが、飼い主が帰宅後に嬉しさのあまりテンションが上がりやすいですね。
大騒ぎしたり後追いをするのも、メスよりオスのほうが多い傾向があるでしょう。
オスとメス、一緒に暮らすのに大変なのはどっち?
メスとオス、どちらにしようか迷う方の理由を聞くと、トイレトレーニングの問題が話の中に出てきます。
オスはマーキングや足をあげてからの排尿問題が、オスよりもメスを選ぶときの理由が多いのです。
マーキングをするのは縄張り意識の強いメスでもします。
足をあげながらのおしっこは、早くから足をあげずにする方法を教えたり、去勢手術をいつにするかによっては、足をあげずに、オシッコをするオスもいます。
メスでも、片足を見事にあげてするこもいます。
メスを家族に迎えるのを迷う方は、ヒート(生理)中に室内を汚されることを、気にされる方もいます。
ヒートの問題は避妊手術や、おむつの使用などで解決できますが、ヒート中のメスは、気が荒くなったり、ブルーになって落ち込んだり、食欲低下を起こすトイプーのこもいます。
もしも、避妊手術をしたくない方は、少しだけ注意が必要になってくるかもしれません。
結局、相性が合えば性別なんて関係ないのです
愛犬との関係になにを望むかによって、オス派とメス派にわかれるかもしれません。
母ちゃんは、自立したメスの甘え方も好きですが、母ちゃんだけ大好きと全身で表現してくれるオスの仕草がとても大好きです。
反対に、オスのべたべたした甘え方が、ちょっと苦手だと話される方もいらっしゃいます。
とはいえ、家族になれば、どのトイプーも可愛いものです。
オス、メスどちらも性別による性格や、育てやすさはあるものの、人と同じように個体差もかなりあります。
ご自分の生活や性格と、トイプードルのオスとメス、どちらが相性がいいかの一つの目安にして下さいね。