トイプードルは定期的なトリミングが必要な犬種です。
老犬になれば若い時よりも毛の伸び方は遅くなるもの、毛はカットしてあげないといけません。
たとえ、高齢犬や病気のために寝たきりになったとしても、定期的にキレイにしてあげることが必要な犬種です。
なのに、「すみません、この年齢ではお受けできません」と言われてしまう日が突然やってくるかもしれません。
犬のトリミングは何歳までトリマーさんに何歳までお願いできるのでしょうか?
もしも、トリミングサロンの予約を断られてしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
犬がトリミングを断られるのはどんな時?
トリミングが必要なトイプードルですが、なかにはトリマーさんから予約を断られてしまうこともあります。
では、どんな場合にトリミングサロンから断られてしまうのか?
- 噛み癖がひどい
- 高齢犬・病気などでトリミング中、立っていることができない
- 老犬になってトリミングサロンを変えたとき
- 各種ワクチン接種がすんでいない
- 急なキャンセルを繰り返す、予約時間を守れない
だいだい、この5つが理由になるかと思います。
噛み癖がひどい犬の場合、トリマーさんは必死に犬に怪我をさせないように頑張りますが、やはり我慢できないほど暴れるワンちゃんもいるようです。
暴れる、噛み癖のひどいワンちゃんの場合、トリマーさんとしては出来る範囲でトリミングはストップなんてこともあります。
ワクチン接種が済んでいないのは、もう当然のことですよね。
自分勝手に予約を守らないのも、断られてしまう理由としては当然のことでしょう。
では、愛犬が老犬になり「すみません。もう当店では予約お断りさせていただきたいのですが・・・」と言われてしまったら、あなたはどうしますか?
犬にとってトリミングは、ものすごく体力を消耗すると覚えておきましょう
じつは、先月のことですが、我が家の13歳のトイプードルがトリミングを断られてしまいました。
長い間お世話になったサロンが、急に閉店されることとなり、慌てて新しいトリミングサロンに予約の電話をした時の話です。
トリマーさんは「元気でも年齢のことを考えると、責任が持てません・・・」とのこと
たしかに、13歳の犬にとってトリミングは大きく負担がかかるのは当りまえのことです。
自宅で母ちゃんトリミングをしている17歳と16歳の2匹だって、シャンプー&カットを同時にした日には、いつもよりも元気がありません。
もちろんプロのトリマーさんの手でキレイに仕上げてもらって帰ってくる13歳の風花だって、お気に入りのクッションから立ち上がるのが面倒になるほど疲れています。
シャンプー・ドライ・カット、1~2時間ほぼ立ち続けて仕上げてもらうトリミングは、体力のある元気な犬だって体に負担がかかります。
元気で見た目が若く見える犬だって、やはり年相応に体力は落ち、若い時よりもトリミングは負担がかかります。
また、初めてのサロン・トリマーさんとなれば、ストレスだって相当なものでしょう。
トリマーさんとしては、予約を簡単に受けるわけにはいかないのも理解できます。
高齢犬のトリミングはどこにお願いすればいいの?
一生トリミングが必要な犬種だけに、突然の閉店や老犬になって体に負担がかかるようになったとき、もしも断られてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
一生涯安心してお願いできるトリマーさんを見つけておく
まずは、愛犬が若く元気なうちにに、安心してお任せできるトリミングサロンを探しておきましょう。
犬が元気なころは、カットの上手なサロンを探し、あちこちトリミングサロンを変更される方もいいるかもしれません。
ですが、犬の身体への負担、ストレスを考えた場合には、できるだけ同じサロン、トリマーさんにお願いすることが大切です。
いつもお世話になっているトリマーさんであれば、犬の体調に合わせて「今日はシャンプーと爪切りだけ」「明日はカット」というふうに分けてお願いすることもできます。
ただトリミングサロンによっては、長い間通っていたワンコでも高齢犬になった理由で予約を断る場合もあるようです。
反対に、何歳になっても犬が元気であれば初めてのワンちゃんでも予約可能ですよと言ってくれるお店もあります。
ですが、多くのトリミングサロンでは10歳以上で初めての場合には予約はお断りされていることも多いのが現実です。
もしも、ここのお店、トリマーさんで最後までお願いしたいとお考えなら、一度どのくらいまでお願いできるか確かめておいてください。
動物病院のトリミングサロンにお願いする
もしも、年齢が理由でトリマーさんに断られてしまった場合には、動物病院に併設されているトリミングサロンに問い合わせをしてみてください。
今回、我が家のトイプードルの予約を断られた際に、「急に体調が悪くなることあるので、動物病院でトリミングされるのをおすすめします」と言われました。
動物病院でお願いすると変なカットになるんじゃないかと心配される方もいらっしゃいますが、これはトリマーさんの腕次第ですね(^_^;)
ただ、高齢犬になるとカッコよさや可愛らしさをトリミングに求めるよりは、サッパリとキレイになってくれることが一番だと思います。
出張のトリマーさんを探す
最近では出張トリマーさんもいらっしゃるようです。
自宅でキレイにしていただけるので、犬にも大きな負担がかかりません。
また病気や高齢だからといってお断りされることは”ほとんど”ないようです。
飼い主さんの手でキレイにしてあげる
体力が亡くなり、家族以外の人に触られると疲れてしまうワンちゃんであれば、飼い主さんが愛犬をキレイにしてあげるのが一番です。
トリマーさんのようにカットは出来ませんが、犬を清潔にしてあげることはできます。
また、犬の体調に合わせてキレイにしてあげることも可能です。
老犬になり座ったり立つのことが難しくなった時のことを考えると、ある程度は自宅でのセルフカット必要かもしれません。
トリミングは老犬の健康状態、性格に合わせて決めるしかない
普段からブラッシングを嫌がったり、ブラシングの度に威嚇や噛みつき行動があるワンちゃんの場合には、自宅でのセルフカットは難しいでしょう。
また、今まで大人しかったワンコでも、老犬になってから警戒心が強くなり暴れるワンちゃんもいます。
足腰が弱り、ほぼ寝たままカットしないといけない場合もあります。
高齢犬になっても元気でトリミングサロンでお願いできるワンコもいます。
高齢犬だからと通ってくれていたワンちゃんを断るサロンもあれば、一度会ってから健康状態を確認して予約を受けてくれるサロンもあります。
ですが、老犬いなってから新しくトリミングサロンを変えるのは難しいものです。
我が家の風花は次回から母ちゃんがトリミングをすることに決めました。
お世話になっている動物病院のトリミングサロンでお願いすることも考えましたが、風花にとって動物病院に置いて行かれることも相当なストレスです。
老犬3匹、出来の悪い母ちゃんカットでも、とりあえずキレイになればOKですね!!