トイプードルのお手入れ

老犬のトリミング!トイプードルが夏も冬も短くカットする理由

ミルクの横顔

今年も暑い夏がやってきました。

犬の散歩も朝はいつもと同じ時間でOKだったものが、夕方は7時近くになってどうにかこうにか連れていきます。

この時間に散歩をすると仕事から帰宅途中の方にも沢山お会いします。

4匹のトイプードルを散歩させている人間が珍しいのか、沢山の方がトイプー達に声をかけてくださいます。

※15歳の花は完全に失明してしまってから外出を嫌がるのでお留守番させています。

大抵の方は「みんな何歳なんですか~?」「4匹仲良しなんですね~」とか、聞いてくださるのですが、とぼとぼと歩くミルクに対して

「なぜ、このこだけ毛がこんなに短いの?」「このこだけ犬種違うの?」と質問されることがあるのです。

老犬トイプードル全身をバリカンで刈り込まれる

16歳の白トイプードルのミルクは、ほぼ全身バリカンで母ちゃんがざっくりと刈り上げてしまいます。

そのため、年老いて骨が浮き出た体がむき出しになります。

レッドトイプーの風花と黒トイプーの空は、トリマーさんにトリミングをお願いしているので、いつもフワフワな毛並みです。

白トイプーの小雪とアプリトイプーの花は、ミルクと同じように自宅で母ちゃんトリミングですが、それなりに毛並みは残しています。

でも、ミルクは頭頂部以外はバリカンでざっくりカット

そのため、みんな一緒に並んで歩くと、かなり弱々しく貧相に見えるみたいなんですね。

本当なら丸刈りは避け、ある程度の長さは残しておきたいのですが、老犬ならではの悩みのためにほぼ丸刈りにしかできないのです。

排泄のたびに体を拭かれるトイプードル

老犬トイプードル

今年の春頃から、ミルクは足を上げてオシッコをするのが下手になりました。

下半身に力が入らない時には、メスのように腰を落としてオシッコをするので問題はないのですが、少しでも元気がある日は、頑張って後ろ足をあげてオシッコをします。

しかし、この時飼い主が注意してみていないと、ミルクの後ろ足はオシッコでベタベタになってしまうんです。

若いころと違い、背中が曲がってしまった老犬は、足を一生懸命にあげているつもりでも、排泄中に足が少しずつ下がってきます。

そうなると体がどんどんと傾きだし、おしっこが予測できない方向にびゅんびゅんと飛び散るのです。

床や壁におしっこが飛び散るのは困りますが、もっと困るのは後足や前足がオシッコでビタビタになってしまうことです。

先週は元気よく足を上げてオシッコをしていたと思ったら、急にガクンと腰が落ちてしまい、トイレシートの上でぺたりと座り込んでしまいました。

この状態になっても、オシッコを止めることは出来ず、腰から下、後ろ足全部、前足の一部がオシッコでびちゃびちゃになってしまいました。

オシッコで濡れたままにしておくわけにはいかず、消臭剤で濡れた部分をふき取るか、シャンプーしないといけないのです。

体力がドンドンと落ちてきている16歳のトイプードルの世話を、できるだけ短く、手早く済ませるためには、ちょっと悲しいくらいの丸刈り状態でもしかたがありません。

でも、お手入れが楽な丸刈りも決して犬にとっては良い事ばかりではないのです。

犬の丸刈りやサマーカットの注意点

老犬トイプードル

犬の毛を短くカットをすると、シャンプーやドライヤーなどのお手入れにかかる時間が短縮できます。

また、バリカンでササッと刈り上げてしまえば、じっと立たせておく時間も短くできるので、体力が落ちてきた老犬にはメリットは多いんですね。

でも、あまりにも短く刈り込んでしまうとデメリットもでてきます。

犬の皮膚はとてもデリケートなため、丸刈りに近くまでカットしてしまうと皮膚が傷つきやすくなってしまいます。

気温が高くなると、モコモコの毛並みを持った犬が暑いだろうと、ものすごく短く刈り込むサマーカットをするワンちゃんがいます

これ、涼しくなるどころか、毛があるときよりも犬は暑くって仕方がない状態なんですね。

サマーカットなどで短く刈り込んでしまうと直射日光や紫外線が直接皮膚に当たります。

本来なら被毛が直射日光や紫外線から体を守ってくれるのですが、肌が透けて見えるほどカットしてしまうとお日様の熱を直接体にうけてしまうのです。

また、被毛が短くなれば散歩中に草むらで怪我をしたり、蚊など虫に刺されやすくもなってしまいます。

犬の体のことを考えると、ミルクのように全身バリカンで丸刈りにしてしまうことは危険なことなのです。

老犬の体温調整にも注意が必要です

被毛は暑さ寒さ、虫などの外的な刺激から体を守るために重要な役割をしてくれます。

とくに、老犬になれば体の免疫力はおち、体温調整も若いころより難しくなります。

あまりにも短くカットしてしまうと、夏はエアコンの冷気で体が冷えてしまい、冬も体の熱が逃げてしまうため、体調を悪くする原因にもなります。

我が家のミルクのように、老犬の体力や排せつの問題上で短くカットしている場合には、敷物やクッションなどで小まめな体温調整をしてあげないといけません。

トイプードルは一生涯カットが必要な犬種であるため、どうしても避けられない問題ですが、必要があって短くする際には、それなりに注意も必要ですので覚えておいてくださいね。

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