犬に顔や口元をペロペロ舐めてもらうの好きですか?
母ちゃんは子供のころから犬にペロペロしてもらうのは、犬からの愛情のしるしと思っていましたので、よほどのことがない限り大好きです。
ただ、最近はちょっと困ったことが起きていまして、トイプー空&風花のチュ~を止めさせようと必死になっています。
犬は親愛の証として人の口を舐めているとは限らない
犬が飼い主にキスをする説として
- 食べ物を吐き戻してもらうため母犬の口から、半分消化された食べ物を吐きださせる説
- 辛い・甘い・酸っぱいの味覚やうま味に対し、犬は敏感に反応するため、飼い主の口の周りを舐めたがる説
- 美味し匂いのする飼い主の口を舐めることであった仕草が、今では儀式的な挨拶に変わったという説
犬が飼い主の口を舐めるのは、この3つの説で説明がつくようです。
なんとも飼い主にとっては淋しい犬のキスですが、黒プー空のように飼い主の鼻の中を舐めるのは、どんな理由があるというのでしょうか?
犬が鼻の中を舐めるのは塩分不足だからという説
黒トイプー空は家族の口元を、それはそれは優しく舐めるのが大好きです。
母ちゃん以外の家族には口元だけをなめるのですが、なぜか母ちゃんに対しては、鼻の中をぐりぐりと痛くなるほど舐めてきます。
あまりにも必死に舐めてくるものですから、よほど母ちゃんの鼻水や粘膜は、他の人より塩分濃度が高いのかと思いました。
犬は塩分不足になると、いろいろなものをを舐めます
犬には塩分は必要ないと信じている方もいますが、犬も命を維持していくためには、ある程度の塩分は必要です。
そのため普段の食生活で塩分が足りないと、犬は自分の陰部やオシッコした後を舐めたりして塩分不足を補おうとするようです。
そうなると、空が母ちゃんの鼻の中が痛くなるほど舐めるのは、こりゃ塩分不足で舐めているのかと判断してしまうのは、仕方がない事ともいえます。
でも塩分不足なら母ちゃんが留守の時には、他で塩分を補おうと、他の家族の鼻の中や、おしっこした後を舐めるはずですが、そんなことはまったくしません。
つまり、我が家の黒トイプー空の鼻の中を舐める行為は、口元を舐める延長で舐めていたものが、そちらのほうが味があることに気が付いたからかもしれません。
犬が口を舐める行為は本当ならやめさせた方がいい理由
それは人獣共通感染症を心配しないといけないからです
人獣共通感染症=ズーノーシスとは動物から人間に感染する、または感染すると思われる疾患のことです。
この感染経路には「直接伝播」と「間接伝播」があり、「直接伝播」は舐められたり、噛まれたりすることでうつることで、「間接伝播」はノミやダニなど媒介するものがあってうつるものです。
犬からの感染症にかからないためにも愛犬とのキスは避けるべきです
犬と暮らすうえで人獣共通感染症は避けては通れないことですから、飼い主が正しい知識をもって愛犬との生活を送らないといけません。
感染症にかからないためには、口移しで物を与えないことや、口元を舐めさせない事は、非常に大事な事とのため、愛犬とのキスが大好きな飼い主にとっては辛いのです。
犬の行き過ぎた愛情はお断りです
飼い主に対しての愛情へ表現だと信じ込んでいる母ちゃんにとって、トイプー達からのキスがなくなるのは非常に悲しい事です
*鼻の中を舐められるのは拒否したいですけど。
しかし、最近の風花のキスはドンドン濃厚になり、おばあちゃんに叱られるまでずっと舐め続けています。
先日は3分間、息を切らしながら必死に母ちゃんの口元を舐め回し、おばあちゃんに引き離されてやっと止めましたが、放っておいたらいつまで続けたのかわかりませんでした。
風花が口元を舐めている間、空が鼻の中を舐める
そろそろ、このしつこいほどの愛情?をどうにかしないといけないようです。