トイプードルの子犬との生活がスタートすると、トイレトレーニングや夜鳴きなど様々なしつけの問題で悩むことがあるでしょう。
それはまるで赤ちゃんを育てるのと一緒で、育犬がまるで永遠に続くような気がするのです。
そんな悩みも、多少の問題点は残ってもトイプードルが成犬になる頃には、子犬の頃の悩みはどこかに行ってしまうものです。
でも愛犬が老いて介護が必要になると、子犬の時とは違って、いつ終わるか誰にも分かりません。
だからこそ、犬を飼いたいと思った時には、犬の老後の面倒を最後まで見てあげられるかも考えておかないといけないのです。
トイプードルの老いは気が付きにくいものです。
小型犬のトイプードルは成犬になるのは早いですが、老犬になるのは中、大型犬と比較すると緩やかです。
それでも、年齢と共に内臓の衰えや筋力低下など、少しずつトイプードルの体にも老化は始まっています。
犬が老いて体に一部が不自由になりだすと、あっという間に寝たきりになったり、生活に不自由が出始め、家族の介護なしでは生活が出来なくなる場合があります。
昨日までできたことが、突然できなくなることもあります。
中・大型犬に比べると、介護の負担は少ないとはいえ、愛犬が老いて体が徐々に弱っていく姿を見るのは辛いものです。
そして、愛犬の身の回りの世話で疲れ切ってしまう家族もいるのです。
我が家は5匹の老犬達と生活をしています。
現在ミックス犬の大吉の介護生活中の我が家は、母ちゃんが寝不足になっています。
トイプードルのミルク爺も耳がかなり遠くなり、ものすごく聞き分けが良かったの犬だったのに、今は赤ちゃん返りをしたように、甘えてわがままを言い、ちょっと家族を困らせています。
花母さんは、目が見えない事もあり、ちょっとしたことにも警戒心が強く、体調が悪い日はハウスの中から出てきません。
今は元気な14歳になる小雪は食べても食べても老化によって栄養を上手く吸収でいなくなり立派だった太ももは細くなってしまいました。
今月11歳になった風花は、毎日元気に6歳の空と遊んでいますが、やはり去年より体力が無くなったのでしょう、眠っている時間が増えてきました
どのこもできるだけ筋力低下をさせないように食生活には気をつけているつもりですが、年齢を重ねるたびに、いろいろな問題が少しずつ出てくるものです。
愛犬の介護に疲れてしまわない事が大事です。
愛犬の介護が終わるときには愛犬とのお別れの日です。
最期の別れの日まで、できる限りのことをしてあげたいのは、家族としては当然のことです。
ですが、子犬を育てているのとは違い、介護はいつ終わるかは、飼い主にも犬自身にもわからない事です。
介護に疲れてしまい、愛犬の存在が疎ましくなってしまうのは、本当につらく、悲しいものです。
そのためには、犬の介護で疲れてしまわないよう、家族全員で助け合う必要があります。
犬の訪問介護をしているドッグヘルパーやペットシッターさんもいますので、上手にサービスを利用して乗り切る必要があるでしょう。
老犬との最期の時
こんなことを書いている母ちゃんは、今日も寝不足です。それでも寝たきりの大吉が可愛いと思えるのですから、まだ心にゆとりがあるのかもしれません。
今から数年間は、犬達の世話で追われるでしょうが、一緒にいられる時間を大切にしたいと思うのです。