トイプードルとの暮らし

トイプードルと一緒に寝る時に注意しておきたいこと。

見つめるトイプードル

昨日のブログでトイプードルと一緒に寝てはいけない話を書かせていただきましたが、母ちゃんはミルク・小雪・空・風花の4匹と一緒にお昼寝を楽しんでいます。

そして一ヶ月に1~2回は風花と夜一緒に寝ることがあります。

かなりベッタリとした寝方をする我が家のトイプードル達ですが、これといった問題は発生していません。

世間では犬と一緒に寝ると、犬と人との上下関係が崩れてしまうからやめておきましょうと言われますが、さて、何が問題でそうなってしまうのでしょうか?

日常生活で主従関係が崩れていませんか?

ボーとしているトイプードル

基本的には犬と一緒に寝るくらいでは、人と犬との関係が簡単に逆転してしまうことはありません。

*多分です。犬の性格もありますので、あくまでも母ちゃんの経験での話です。

実際、子供のころから犬とたまには一緒に寝ていましたが、それが原因で犬の方が立場が強くなったことはありませんし、小学生の私の指示も良く聞き分けてくれる犬ばかりでした。

ですが、たまにお客様ワンちゃんのしつけの相談を受けると、あきらかに飼い主さんが犬よりも下の立場になってしまっていることがあります。

こういった家庭の問題は、一緒に寝ているから犬が強くなるわけではなく、もともと日常生活すべてにおいて犬の方が飼い主より強い事が多いのです。

ですから、犬は居心地のいいベッドで眠るのが当たり前であり

飼い主は遠慮がちに、ご機嫌をうかがうようにして寝床にはいらないと、犬が飼い主を冷たい目で見たり、吠えたり唸ったりといった態度を飼い主に見せるわけです。

普段の生活で犬に負けているとしたら、一緒に寝るのは絶対にダメです。

どうしても一緒に寝る夢が捨てられないのなら、犬と飼い主の間の関係を正しいものにしたうえでしないといけません。

トイプードルがベッドの上を自由に上ったり下りたりするのは危険

モノクロのトイプードル

トイプードルがベッドに勝手に上ったり下りたりしたことで、骨折や脱臼といった怪我をすることがあります。

普段の生活で、できる限り飛んだり跳ねたりをさせないように気を付けていても、飼い主さんが熟睡している間、自由に動き回って怪我をしてしまった話もあります。

もし、トイプードルと一緒にベッドで寝たいのであれば、飼い主が必ず抱っこして移動させるか、段差を出来るだけ作らないように工夫をしないといけません。

寝相が悪い飼い主さんの場合は、ベッドではなくお布団で寝るか、ベッドに柵をつけておくのが安心でしょう。

犬が一匹で寝れる場所も作っておく

大好きな飼い主さんと一緒に寝てても、犬だって自由に手足を伸ばして眠りたい時があるはずです。

できたら犬のケージやサークルの扉を開けておき、一匹で過ごす時間を楽しみたくなった時に移動できるようにしてあげておいてください。

ケージ内で一匹で寝る事と区別が出来るようにしておく

毎日一緒に愛犬と寝るからといって、ケージやサークルで一匹で落ち着いて暮らせないのではいけません。

いつ、何が起きるかわからないのですから、基本は犬は一匹で落ち着いて暮らせるようにしてから、一緒に寝ることに挑戦すべきです。

この場合も、まるで毎日の儀式のように一緒に寝るのではなく、今日はOKだけど明日はダメといったように、飼い主側の一方的な都合で寝る寝ないを決めてしまいましょう。

つい、「今日は一緒に寝ないの?」なんてウルウルの目で見られたからといって、トイプードルに負けてはいけません。

犬の体調や、飼い主の体調によっては一緒に寝ることが出来ない日もあるのですから、最初から気ままに寝る日を決めてしまう癖をつけておきましょう。

寝室に犬がいたずらされるものを置いておかない

すやすや眠るトイプードル

寝室や犬が勝手に出入りできる場所に危険なものを置かないようにしましょう。

我が家の風花は、母ちゃんがなかなか起きなくって、枕元にあった、母ちゃんの鼻水だらけのティッシュを食いちぎって遊んでいたことがあります。

飼い主さんの靴下を食べてしまったトイプードルや、寝室の化粧台に置いてあったチューブタイプのクリームワンデーションの蓋を食べ、ファンデーションを舐めてしまい、翌日大急ぎで動物病院に診察に行ったワンちゃんいます。

くれぐれも、うちの犬は普段いたずらなんかしないから大丈夫!とは思いこまないようにしましょう。

犬と一緒に寝る事は絶対にだめではありません。

でも、犬と人との関係や危険性、一匹で過ごせない問題などを考えてから決めてください。

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