朝から時々雨雲が通り過ぎる一日。洗濯を出したり引っ込めたりと忙しい母ちゃんです。
母ちゃんが忙しいと、しつこく付け回す黒トイプードル空。
仕事が一段落すると、待ってましたとばかりに母ちゃんの口や鼻に優しくペロペロチューをしてくれるのですが、これが結構しつこいのです。
トイプードルが5匹いてもキスが嫌いな犬もいれば、大好きすぎて困る犬もいます。
さて、犬にとって飼い主の口を舐める(キス)のは、どんな重要な意味があるのでしょうか?
犬が飼い主にキスをする理由とは?
愛犬が可愛らしく飼い主にキスをする行為は、犬からの病気の伝染などを考えると、本来はしないほうがよいのです。
でも母ちゃんみたいに犬のペロペロキスが大好きな人間にとって、愛犬のこの行動は非常に可愛らしいもの
ダメとはわかっていても、拒絶できないんです。
では、犬はどうして、飼い主の口を舐めたがるのでしょうか?
時々思い出したように読んでいる、この本「犬から見た世界」の中に面白い記述があります。
子犬が親の口を舐めるのは食べ物を吐きだしてもらうため
犬のキスが飼い主に対する愛情表現と信じている、母ちゃんみたいな人にとっては非常に残念な話が書いてあります。
母犬の口から、半分消化された食べ物を吐きださせる説
イヌ科の野生動物は、狩りから巣穴に戻ってきた母親の顔や鼻づらを舐めるのは、食べ物を吐き戻してもらうため
美味しそうな匂いのする飼い主の口の周りを舐めたがる説
人間の口は犬にとってとても良い味がする。辛い・甘い・酸っぱいの味覚や、うま味に対し、犬は敏感に反応するめ舐める
食いしん坊な犬だからしつこく舐めるのか?
なんだか、この説を読んでいると、チュウが大好きな黒トイプー空は、母ちゃんを「美味しいもの」を持ってる人として認識し、チュウをすると考えないといけないんですね。
まあ、確かに食いしん坊な犬ですから、この考えは正解かもしれませんが、空にメロメロの母ちゃんにとって、かなり残念な話なんです。
犬は挨拶として飼い主にキスをする
愛犬のキスは、自分に対す愛情表現だと信じてる方にとって嬉しい説が、こちらの本には書かれています。
愛犬が口を舐める行為は儀式的な挨拶に変わっていった
もとは、先に書いたように、餌をねだったり、美味し匂いのする飼い主の口を舐めることであった仕草が、今では儀式的な挨拶に変わったという説ののです。
家族が帰宅した事を喜び、今までどこに行ってたのか?何をしていたかを確認するためにキスをするのではといった解釈です。
黒トイプードル空のキスの意味
黒トイプー空のキスの意味とは!
●口のなかにある美味しいものをくれ
●口の周りに残った味を楽しみたい
●僕を置いていった母ちゃんの確認
まさに本の内容にドンぴしゃ!の黒トイプー空ですが、もう一つ、チュウをしつこくする理由があります。
母ちゃんに看板犬の仕事をせず叱られた後に、おばあちゃんに助けを求めて、おばあちゃんにチュウをしまくるのです
そうすると、おばあちゃんが「空は仕事しなくてもいからここで抱っこね~」というものですから、仕事をさぼるためにチュウをするというわけです。
そんな空のしぐさに、皆が「空カワイイね~♡」と言ってくれるので、上手にキスを使い分ける事を覚えてしまった、ある意味ずるいキスをする男です。
トイプードル白&黒「ちゅうけん」種類違い
さてさて、我が家には「ちゅうけん」のトイプードルが2匹います。
「ちゅうけん」の1匹は白トイプードルのミルク爺。保護犬だったミルク爺は、母ちゃんに歯向かうものに対し、牙をむくトイプードルです。
母ちゃんが子供たちと大声で(時々取っ組み合い)喧嘩を始めると、母ちゃんを助けるために、息子と娘に喰らいついて離れません。
親子げんかのたびに、ミルク爺に服を噛みきられた人間の子供たち
散歩中に出会うワンちゃんが母ちゃんに唸り声をあげれば、さっと母ちゃんの前にでて威嚇しだすミルク
母ちゃんを守ることに必死な忠犬なのです。
そして、もう一匹の「ちゅうけん」は黒トイプードルの空。
黒プーの空は、母ちゃんに危険が迫ると確実に先に逃げ出すタイプ
仕事でもお散歩でも、苦手や怖いものに遭遇しますと、さっと母ちゃんの後ろに隠れる犬なのです。
そんな黒トイプードル空は、ミルクと違って、とっても「キス」が大好きなワンコだから、
キス=チュウ→ちゅうけん
なんて、話でした(^m^)