トイプードルは愛らしい姿と賢さが魅力の犬種ですが、毛色のバリエーションの多さも魅力の一つです。
日本で圧倒的に人気がある色はレッドですので、どうしてもレッドの気質=トイプーの気質だと思ってしまうかもしれません。
もちろん、色だけでハッキリとわかるわけではありませんが、いろいろな色のトイプードルと暮らすと、性格の違いや個性に驚かされるのです。
多彩な毛色が魅力のトイプードル
現在ジャパンケネルクラブ認定されているトイプードルの毛色は
ホワイト、ブラック、シルバー、ブラウン、ブルー、グレー、シルバー・グレー、クリーム、カフェ・オ・レ、レッド、アプリコット、ベージュ、シャンパン。
それ以外にも認定されていない色にブルー、シルバーベージュ、などもあり実に多彩です。
この沢山の毛色があるトイプードルの色はホワイト、ブラック、ブラウンが基本となる三原色この三色を元に交配を繰り返し多くの中間色が生まれました。
毛色の違いはトイプードルの性格にどう影響するのか
世の中のブリーダーさんや研究者は毛色の違いによる性格の違いは認めていないようです
しかし、一部の研究では毛色と性格の関係は、メラニン色素の化学組成が脳内の伝達物質に似通っているとされている所から起因するのではとも言われています。
毛色の違いによる躾のしにくさはあるのか
トイプードルの毛色による性格の違いがしつけのしやすさに影響するかが気になる方も多いようです。
確かに、毛色での性格の違いは、トイプードルのしつけをするうえで知っておいたほうが気が楽になることも多いようです。
特にここ20年ほどで急激に増えてきたレッドやアプリコットの毛色のトイプードルに多い我の強い気質は、食事の面やハウスのトレーニングに手こずりやすい面を持ち合わせてるトイプーが多いような気がします。
基本色のホワイト、ブラック、ブラウンは、比較的しつけがしやすいトイプーが多いようです。
人間と一緒で十人十色はトイプーも同じ
我が家のトイプーは白・黒・レッド・アプリコット性格は見事にバラバラです。
毛色の特徴がシッカリと出てるトイプーばかりです。
でもどのトイプードルも母ちゃんにとってはカワイイわんこ達です。
わがまま、甘えん坊、ツンデレいろいろあって楽しいです。
これだけ沢山の毛色のトイプーいると、どの色が一番飼い易いですか?と時々聞かれるますね。
我が家のトイプーは白プーは躾がしやすいけど甘え下手
レッドとアプリは女王様気質のツンデレタイプ
黒プーはとにかく甘えん坊
特に一番最後にやってきた黒プー空は甘え方が上手で、母ちゃんはメロメロなのです
これは、毛色による性格が母ちゃんの好みに合ったのか、それとも、トイプー空の性格が母ちゃんの好みに合ったのか
これは一緒に生活をしてみないとわかりません
オスとメスでも性格の差はあるでしょうし、飼い主側が、初めて一緒に暮らす犬か飼いなれた方が一緒に暮らすかによっても違うでしょう
まあ、犬の性格も人の性格も十人十色ですから毛色での性格判断は参考程度にされたうえで、ワンコの個体差を楽しむのが一番いいでしょう