犬と暮らしだして気になるのは室内の臭いです。
市販のペット消臭剤、仕入れてお試ししてみた消臭剤、お手製の消臭剤と、この10数年かなりのペット用消臭剤を使ってきました。
それでも犬6匹と暮らす母ちゃんでさえ、外出先から帰宅し玄関ドアを開けた瞬間
犬臭~い!!
と思うのですから、犬と暮らしていない人なら気分が悪くなってしまうかもしれません。
まあ、我が家の玄関を開けて入ってくる皆さまは愛犬家の方ばかりですから、
「ここの家、すっごく犬臭いな~」と思っても、まあ、仕方がないかときっと思ってくれるでしょうか?
それでもペットの臭いをできるだけ無くすために努力は続きました。
犬達が老犬になってきて、普通の消臭剤では犬臭を消すことが難しくなった我が家のおすすめ対策をご紹介します。
犬の室内の臭いに空気清浄器は効果があるのか?
自宅の玄関=小さなドッグフードのお店の玄関
家族も、お客様も、我が家の犬達も、お客様ワンちゃんも全員が同じ玄関から出入りをします。
リビング入り口に犬のトイレが設置してあるため、玄関に空気清浄器を設置してあります。
犬達が順番に排せつをしたり空気清浄器の真横にミックス犬の大吉がぼ~と立てば、穏やかな自動運転で稼働していた空気清浄機が、ゴーと大きな音をだしハイパワーで働き始めます。
しかし残念なことに、シャンプーをずっとしていない老犬の臭いは空気清浄器の力でも消せません。
さて、空気清浄器は犬の消臭に効果があるのでしょうか?ないのでしょうか?
空気清浄器をフル稼働しても犬臭いままの部屋
空気清浄器を一日中つけっぱなしにしていても、ある程度の犬臭さは軽減されます。
でも、どんなに空気清浄機が頑張って働いてくれても、外から入れば犬の臭いはするものです。
空気清浄器の種類にもよりますが、なかなか部屋の隅まで空気清浄器のパワーが届かず、臭いのもとを完全に濾過するのは難しいのです
犬の臭いに慣れてしまっていると、空気清浄機で綺麗になった空気でも十分効果を得られたと感じます。
でも、犬と暮らしたことがない人や突然の来客など、犬の臭いに慣れていない人には、やっぱり犬臭いはずです。
どうしてペットの臭って取れないんでしょう?
室内の家具や繊維製品につくと取れない犬のニオイ
部屋の中に置いてあるものが多ければ多いほど、付着している面積が大きくなります。
すると、臭いも量も多くなるわけですり、一度臭いが付着してしまったものは空気清浄器でも取ることは難しいのです。
そのため、ペットの臭いを少なくするためには、臭いが付着する前にしっかりと取っておかないといけません。
ペットが自由に動き回れる環境の家庭ほど、大きな空気清浄機を使うか?複数台設置するか?などの対策で、広範囲を除菌消臭してくれる機械が必要になるはずです。
でも、犬を室内でフリーにさせておくには、大きな空気清浄機や複数台の空気清浄機は邪魔ですよね。
最近ではエアコンにも除菌消臭や空気清浄機能がついているものもあるので、普段エアコンで温度調整をしているご家庭ならこういった装置のほうが使いやすいでしょう。
しかし、一日中エアコンや空気清浄機を稼働させていても、なかなかペット臭は消えてはくれません。
家の中にペットの臭いが付着しない5つの対策
家具や繊維製品にペットの臭いが付着するために起きる問題です。
つまり、臭いが付着する面積を小さくすれば、臭いの悩み問題は軽減されるはずなんですね。
余分なものを室内に置かない、すっきりとした暮らしをすれば問題は解決するでしょう
でも、物を極力持たない生活はなかなか難しいものです。
それでも臭いの問題をそのままにしておくことはでません。
では、どのようにしたら少しでもペット臭はなくなるのでしょうか?
一番大事なのは、臭いの粒子が付着する前に空気の流れを利用して外に出してしまうことです。
下記の5点もできるだけこまめに実行するだけで、かなり臭い問題を遠ざけることはできます。
- 布地類には除菌消臭スプレーを使う
- 洗濯できるものは定期的に洗って、しっかり乾燥させる
- 窓・家具類などは、こまめに拭き掃除をする
- 定期的に窓を開けて、空気の入れ替えをする
- トイレシートはこまめに変えるか、厚手の消臭パワーが強いものにする
市販の除菌消臭スプレー使用時の注意
布地にしみついた臭いを消すために、一般家庭でよく使われているファ○○とかリィ○○などの除菌消臭スプレーを使う時は注意が必要です。
こういった除菌消臭スプレーで犬の体調が悪くなった話などがネットで流れていますが、実際どこまで本当の話なのか、はっきりとしたことは分かりません。
ただ、我が家の大吉はこういった市販の消臭剤や柔軟剤を使った後に、体中を痒がったことがありました。
そんな経験から、皮膚が弱いワンちゃんのベッドなどへのこのような商品を使うときには、必ず注意をしておく必要があると考えます。
犬臭い部屋の対策にシャンプーと食事を見直してみる
では、犬の体から出てくる臭いに対してはどのようなことを注意したらいいのでしょうか?
定期的にシャンプーをする
犬の被毛が汚れてくると臭いが強くなってきます。
体調に問題がなければ、定期的にシャンプーをし、毛の内側からしっかり乾かすことで犬臭さが少なくなります。
生乾きのままにしておくと細菌が発生して臭いが酷くなってしまいます。
ただし、体力のない老犬や子犬は、シャンプー&ドライヤーで疲れてしまうこともあります。
そんな時には、犬の身体にも使える消臭剤で定期的に全身を綺麗にしてあげることでも、臭いを軽減させることが出来ます。
ドッグフードとサプリメントで対策する
ドッグフードを見直してみることで、体臭が軽減されることがあります。
油でコーティングされたドッグフードや、添加物の多いドッグフードからオーガニック・ナチュラルのタイプに変えると、体臭が変化してくるためかなり臭いが少なくなるはずです。
また腸内環境を整えてくれる乳酸菌を毎日の食事にプラスすることで体臭が少なくなることもあります。
これだけでも実践してみれば体臭の軽減効果を感じられるでしょう。
ペット用除菌消臭剤でニオイ対策をしてみる
我が家が使っている除菌消臭剤は、大手企業や病院などで幅広く使われている消臭剤、シャンプーができなくなった寝たきりの大吉の体をふくのにも使いました。
被毛の弱ったミックス犬大吉の体を拭くのにも使えたカンファペット
ドッグ雑貨を取り扱っていた母ちゃんが、店頭での取り扱っているニオイ消しよりも惚れこんでしまった除菌消臭剤です。
>>>カンファペットを老犬の介護臭対策に使ってみた口コミ体験談
カンファペットは公式サイトのみでの販売、初回は30日間返金保証付きです。
あなたが犬の臭い対策で消臭剤選びに困っているのならぜひ一度使ってみてください。
まとめ
犬と生活するということは、臭いとも仲良く暮らしていく必要があります。
今朝も我が家のミックス犬の大吉おじさんはオシッコが我慢できず、ケージの中でオシッコをした後その場に座り込んでしまいました。
毎朝こんな調子ですから、朝から消臭剤で大吉の体をふくのが母ちゃんの仕事です。
窓を開け、空気清浄器のスイッチを入れ、消臭剤をつかってみても、やっぱり犬臭い我が家。
日中、犬のにおい対策に思いっきり窓を開け、空気の入れ替えができても、老犬の臭い問題は深刻な悩みでした。
でも、一本の消臭剤との出会いで介護が必要な老犬との暮らしはかなり楽になったのです。
犬が健康で若い時にはあまり気にならない臭いの問題も、加齢とともにかなり深刻な悩みへと変わっていきます。
あなたが今、愛犬のちょっとした臭いが気になっているなら、今からでもできる臭い対策をしっかり実行しておいてください。