モグワンとカナガンどちらもイギリスの生産工場で作られ、日本の(株)レティシアンから販売されているドッグフードです。
ドッグフードの粒の形状・大きさもよく似ているため「モグワンとカナガン、どっちがうちの犬に合うんだろう?」と気になっていませんか?
モグワンとカナガンの広告には、食いつきのよさがアピールされているので「これならガッツリ食べてくれるよね」と期待しますよね。
また、ネットではモグワンとカナガンは涙やけに効果があるドッグフードとして紹介しているサイトもあるため、涙やけ対策に試してみたい家族もいるでしょう。
では、カナガン・モグワンなら本当に良く食べて、涙やけが改善できるのでしょうか?
そこで、モグワンとカナガンの特徴や成分、実際に購入された方の評価などから2つのドッグフードを比較!
モグワンとカナガンどちらにしようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
モグワンとカナガンはステマで怪しい?噂の真実は?
モグワン カナガンで調べると「怪しい」「ステマ」といった、あまりよくない言葉が検索結果にでてきます。
この原因になっているのが、モグワン・カナガンの宣伝方法「アフィリエイト」の存在です。
モグワンやカナガンを紹介し、納得された方が広告をクリック(タップ)していただくことで当サイトに報酬が入る、これがアフィリエイト広告です。
モグワンやカナガンなどドッグフードの収益性は高いため、犬と暮らしたことがない・ドッグフードの知識がない方が「おすすめドッグフード」として紹介してるのも事実です。
では、ステマのサイトの見分け方というものはあるのでしょうか?
モグワンとカナガンのステマサイトを見分ける方法は?
カナガン・モグワンだけではなく、レティシアンから販売されている、ピッコロ・アランズ・ネルソンズ・エッセンシャルドッグフードも、同じ広告方法で紹介されています。
では、ステマサイトはどうやって見分けたらいいのでしょうか?
犬とドッグフードの写真だけを募集して、犬に関係のない人が書いている記事も沢山あるしね。
反対に愛犬の写真は一枚もないけど、専門的な知識でドッグフードの評価をしている人もいるから
モグワン・カナガンのステマサイトを見分けることは本当に難しため「この記事、犬と暮らしたことない人が書いたんだな」といった違和感だけが、ステマサイトを見破る唯一の方法かもしれません。
モグワンとカナガンの特徴・原材料の違いは?
モグワン | カナガン | |
原産国 | イギリス | イギリス |
販売国 | 日本・韓国・香港・インドネシア | 世界37か国 |
ドッグフード種類 | ドライドッグフード・グレンフリードッグフード | |
メイン原材料 | チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) | チキン生肉26%・乾燥チキン25% |
その他の原材料 | サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌 | サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E) |
対象年齢 | 生後2か月~(全年齢・全犬種対応) | |
内容量 | 1.8kg | 2kg |
通常購入価格 | 4,356円 | 4,356円 |
獣医学専門雑誌(MVM)で紹介 | 2017年・英国女王賞受賞 |
- 高タンパク(動物性タンパク質50%以上配合)
- 犬の関節ケアのためのグルコサミン・コンドロイチン・MSMを配合
- 合成保存料・着色料は不使用
モグワンは生後4か月~からのドッグフードでしたが、原材料の見直しにより2020年1月~生後2か月のパピーから高齢犬まで食べさせることができるようになりました。
カナガンは本国イギリスでは、小型犬用・大型犬用・シニア用など数種類から選んで購入できますが、日本で販売されているのは
- チキンが主原料のドライドッグフード「カナガンチキン」
- 歯石対策のためのカナガンデンタルドッグフード
- ウェットタイプのカナガンチキン
この3つが販売されています。
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モグワンとカナガンには中国産の原材料は使われている?
モグワンとカナガンに使われている原材料の一部は、安定的にドッグフードを作るためアジア諸国から輸入しているものもあります。
アジア諸国のうちには中国も含まれている可能性もあると考えられます。
モグワン・カナガンは基本としてイギリス本国、および近隣諸国から調達できるものについては、可能な限り調達して作られています。
だだし、季節などによって調達できない食材については、アジア諸国からの輸入食材を使い、安定供給を実現しています。
モグワン | カナガン | |
中国産の原材料 | 時期によっては可能性もある | |
合成添加物・着色料 | 不使用 | |
生産工場 | 欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしたイギリスの工場 | |
リコール | 2018年に異物混入 | ー |
モグワンとカナガンに異物混入について
モグワンは2018年に異物混入によるトラブルが発生、カナガンについては過去に異物混入やリコール問題は起きていません
モグワンとカナガン、どちらも工場に届けられた原材料から品質をチェックし、第一段階の検査をパスした原材料だけが、カナガンやモグワンには使われます。
さらに、出来上がったドッグフードは、袋詰め前(パッキング前)に専用機器でスペクトラム分析にかけられ、パッキングが完了すると製造番号が付けられます。
ここまで安全な工場で作られたモグワンですが、2018年に異物混入があり問題になったことがあり、この後からモグワンの製造ラインはさらに厳しい管理体制へと変わりました。
モグワンとカナガンどっちが愛犬に合うドッグフード?
モグワンもカナガン、どちらも動物性たんぱく質をたっぷり配合したドッグフードですから、犬がガツガツ食べてくれる気がしますが実際はどうなんでしょうか?
なんでも食べる犬もいれば、ドッグフードの好き嫌いが多い犬もいますので、どんなに良い原材料を使っていても、食べてくれない・食べ飽きることはあります。
モグワンとカナガンの口コミどちらにも共通しているのは、
- 期待していたけで食べてくれない
- すごい食いつき!ドッグフードジプシーが終わりました
「食べない」という感想もあれば、「今まで見たことがないほど食いつきがいい」という嬉しいお声もあります。
では、モグワンとカナガン、どっちのほうが食いつきがいいのでしょうか?
実際、うちのワンコもモグワンにしてからガツガツ食べるようになったので、食が細い犬ならモグワンのほうが反応がよいかもしれません。
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モグワンとカナガンは、鼻涙管を詰まらせる原因となる『添加物』や、犬が消化しにくい穀類・粗悪な動物性たんぱく質は使用していません。
涙やけは犬によって原因はいろいろですが、鼻涙管に老廃物がつまることで起きる涙やけについては、モグワンやカナガンに変えることで改善できる可能性があります。
どちらが涙やけ改善により効果的かは、犬によって違うため比較することは大変難しいといえます。
脂質が多いドッグフードを与えると「どろどろとした涙」が出やすくなる犬なら、サーモン配合のモグワンのほうが涙やけ対策には与えやすいでしょう。
モグワンとカナガンのカロリー・保証成分の違いも
モグワン | カナガン | |
100gあたりのカロリー | 363lcal | 376kcal |
粗たんぱく質 | 27%以上 | 29%以上 |
脂質 | 10%以上 | 15%以上 |
粗灰分 | 9%以下 | 11.25%以下 |
粗繊維 | 4.75%以下 | 5.25% |
水分 | 9%以下 | 9%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 1.63% | 2.8% |
オメガ3脂肪酸 | 1.18% | 0.9% |
グルコサミン | 非公開(カナガンより多い) | 1000mg/1kg |
コンドロイチン | 非公開(カナガンより多い) | 700mg/1kg |
コンドロイチン・グルコサミンについては、モグワンの数値は公表されていませんが、公式サイトに確認したところカナガンよりも多く配合されていると回答がありました。
モグワンは運動量が少ない日本の犬のために開発されたドッグフードらしく、脂質やカロリー、タンパク質の量がカナガンよりも少なめになっています。
- モグワンは、ダイエット中や去勢・避妊後の犬、運動量の少ない犬におすすめ
- カナガンは、成長期の犬、活発に動き回る犬、小食の犬におすすめ
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸はバランスよく摂る必要があり、モグワン・カナガンとも犬の体に必要なバランスで配合されているので、どちらを選んでいただいても問題はありません。
ただし、毛並みや毛艶、アレルギーが気になる犬、関節が気になる犬、老犬にはオメガ3脂肪酸が多いモグワンのほうがおすすめです。
モグワンとカナガンの値段とコスパはどっちがいいの?
モグワン | カナガン | |
通常価格 | 4,356円/1.8kg | 4,356円/2kg |
コスパ | 220円/100g | 198円/100g |
定期コース+まとめ買い割引 | 1個購入・・・10%OFF | |
2個以上購入・・・15%OFF | ||
6個以上購入・・・20%OFF | ||
お試し | 100円モニター |
モグワンとカナガン、どちらもレティシアンが販売しているドッグフードですので、定期コース・まとめ買い割引などお得な購入方法いっしょです。
コスパとしてはカナガンのほうがよく、中型犬以上ならカナガンのほうがお財布に優しいと言えるでしょう。
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モグワンvsカナガンまとめ
モグワンとカナガンの特徴・原材料の安全性、栄養やコスト面から比較してみた結果
モグワンは、被毛や関節のケアがしたい、肥満が気になる、運動量が少ない犬に向いているドッグフード
カナガンは、成長期の犬、運動が好きな犬、小食な犬に向いているドッグフードです。
どちらも犬の健康維持・安全面において問題のないドッグフードですので、ワンコに合うドッグフードかどうか、まずは一度お試しください。