2001年10月28日生まれ、18歳のトイプードル小雪が老衰で天国に旅立ちました。
一昨年17歳で旅立った父犬のミルク
昨年18歳で旅立った母犬の花
きっと天国の門の前で、長女の小雪を待ってくれてるかもしれません。
もしかしたら、先に逝ってしまった兄弟犬3匹も一緒にいるかもしれません。
甘え下手なトイプードル小雪
小雪はとっても甘え下手なトイプードルでした。
多頭飼いの犬たちの中、犬の中にもうまく馴染めず、みんなが楽しそうにハグハグと甘噛みしながら遊んでいる時も
「私も一緒に遊ぶ~♪」とばかりに参加しても無視され
母犬の花に「母ちゃん~大好き♪」と、すりすりと寄って行っても眉間に皺をよせ、歯をむき出しにして威嚇され
父犬のミルクに「父ちゃ~ん、一緒に寝てもいい?」と、そっと横になるとスッと去られ
6匹の犬たちの中で、なぜかいつも「はみだしっこ」になっていた小雪は、人に甘えるのも下手
なぜか相手との間が悪いというか、寄ってほしくないタイミングですり寄ってくるため、いつも嫌われてしまう犬でした。
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世話好きだったトイプードル小雪
甘え下手で犬社会のなかで、ちょっとだけはみ出てしまった小雪は、どんなに嫌われていてもいつもニコニコしている感じの犬でした。
とくに子犬が大好きで、我が家で子犬が産まれると、自分の子でもないのに授乳以外は子育てに参加
母犬の花が、産後1か月ほどしか子犬に興味がなく、その後はひたすら小雪が面倒を見る
子犬が脱走すると慌てて走って子犬を連れ戻し
子犬たちが眠ると、花に嫌そうな顔をされながらも、子犬に寄り添って眠る小雪
でも、どんなに愛情をもって子犬の世話をしても、子犬たちは大きくなっていくと小雪を鬱陶しがる
それでも、小雪はどのこも大好きでした。
最後は家族の愛情を独り占めにして逝きました。
そんな小雪は18歳になってもみんなと一緒に散歩をするのが好きでした。
「このまま、元気にいれたら我が家で最高年齢になるんじゃないの?」と笑っていえるほど元気でした。
でも、今月になって急に元気がなくなり、私のそばから離れなくなりました。
2週間、私が仕事をする足元やひざの上で丸くなって眠り、抱っこされながらゴハンを食べ、一緒に眠りました。
旅立つ3日前から、小さな小さな声で「ワンワン」と吠え、私がいなくなると、必死に体を起こして転がりながら動きまわりました。
そんな小雪が旅立ったのは、私が出かけてしまった後でした。
あんなに必死に私を探し、甘えて我儘になっていたくせに、母ちゃんが出かけてしまって30分の間に旅立ってしまいました。
子犬のころから相手とうまく距離やタイミングが合わなかった小雪は、やっぱり最後まで小雪らしく逝ってしまいました。
きっと今頃、いつものようにニコニコしながら虹の橋をウキウキと軽やかに歩いていることでしょう。
さよなら小雪
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