老犬との生活

犬の性格が変化する。これって老化のサイン?

白トイプードル小雪

現在16歳~6歳までのトイプードル5匹と暮らす我が家。

緑内障で失明してしまった花

背中が湾曲してしまったミルク

この2匹以外は、聴力も嗅覚の衰えもなく、毎日元気に過ごしています。

でも、老犬が4匹(昨年の8月までは5匹)いると、体力の問題よりも性格の変化に困ることがあるのです。

老犬になって甘えん坊になってきた

15歳の花は子犬の頃からしっかりもので、家族にベタベタと甘えるタイプの犬ではありません。

病気になっても、出産の時も、家族に手をかけないように必死で何でもする犬でした。

今でも、体調がどんなに悪くなっても家族の目の前ではグッタリとする様子を出来るだけ見せないようにする犬す。

でも、この半年ほど日に数回、母ちゃんが座っている場所まで必死になって歩いてきます。

見えない目で必死に飼い主を探す

失明して、嗅覚も鈍くなってきている花にとって、飼い主の居場所を探すのはかなり必死なことでしょう。

それでも、テーブルやソファ、壁にぶつかりながらも必死に母ちゃんを探しにきます。

そして、母ちゃんの体の一部にぶつかると必死になって匂いを嗅ぎ、確認が済むと抱っこをせがむのです。

子犬の頃から絶対にしたことがない仕草です。

抱っこと飼い主とのチューが好きになった犬

丸くなる2匹のトイプードル

オイデと名前を呼べば来ますが、抱っこをしようとすると嫌そうな顔をするトイプーでした。

それが必死に母ちゃんのところまで歩いて来て、必死に甘えるのです。

絶対に飼い主とのチューをしたがらない犬でしたが、今では抱っこをするとチューをしようとしてきます。

老犬になって性格が丸くなってきた花ですが、これとはまったく正反対になってしまったのが娘の小雪です

老犬になって頑固になってしまったトイプードル

子犬の頃から蝶よ花よと可愛がられてきた小雪

可愛がられて育ってきたのに人とも、犬社会でもうまく馴染めない性格の持ち主の小雪が、今もっと扱いにくくあっているのです。

トイレに行くときに人を選ぶようになってしまった

他の4ワンコ達は、室内トイレのドアが閉まっていれば、だれでもいいから開けてくれとドア前で必死にお願いします。

でも、小雪だけは誰にもお願いしません。

チラチラと家族の顔を見ながら歩き回り、誰にも気が付かれないなら、適当にそこらへんでオシッコをしてしまうのです。

小雪の視線に気が付き、母ちゃんがトイレって聞くとドアまで尻尾を振っていきます。

でも、おばあちゃんが聞くと、知らない顔をして目の前を通り過ぎ、リビングだろうが台所だろうが適当な場所でしてしまうのです。

抱っこする相手によっては噛みつく犬

いつだって母ちゃんが犬達の世話ができるわけではありません。

小雪がトイレに行くのを知らん顔している時には、おばあちゃんだって必死に小雪をトイレまで誘導します。

でも、うまくいきません。

そんな小雪の態度にイラッとするおばあちゃんは、小雪を抱っこしてトイレシートまで連れて行こうとしますが、必ず手を噛まれてしまうのです。

手を噛んだ後には威嚇の唸り声を上げるので、母ちゃんが以外の人間は小雪の世話ができません。

最近ではトイレどころか、ちょっと体を撫でようとする家族に対しても威嚇の唸り声を出すようになってしまいました。

ただし、母ちゃんにだけは抱っこもさせてくれますし、体をナデナデするのも許してくれます。

もともと癖のある性格だった白トイプードルの小雪が老犬になって、ますます困った性格になってしまったのです。

今14歳の小雪

この頑固さが年齢によるものだとすれば、これから先かなり家族を困らせるのは間違いないでしょう。

 

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