あなたの愛犬は何歳から老犬用のドッグフードに切り替えましたか?
7歳から?10歳から?
それとも、ずっと成犬用のドッグフードにしていますか?
じつは我が家では、
ミックス犬の「大吉」は7歳のころに、シニア用ドッグフードに切り替えたことがあります。
ところドッグフードを変えてから体重がガクッと落ちてしまい、あまりにも痩せてしまったため成犬用にもどしました。
動物病院でもドッグフードの切り替えは急がないほうがいいと言われました。
どんどんと筋力低下する大吉の体を考え、タンパク質の量を減らさないためにも、老犬用のドッグフードには14歳の今も切り替えていません。
老犬用のドッグフードは何歳からが正解?
ひとくくりで老犬の枠にはめてドッグフードを切り替えるのは、犬によっては、筋肉があっというまに衰えてしまう原因になることがあります。
消化吸収力、消化能力の低下に合わせてドッグフードを選んでいただければいいわけで、何歳になったらシニア用にと思い込む必要はないのです。
老犬だってタンパク質は重要な栄養源
犬は本来、肉食の生き物です。長い人間との生活で雑食化はしていますが良質なタンパク質が大事なエネルギーの源です。
老犬用ドッグフードに切り替える際は大事なタンパク質が少なくならないように、ドッグフードを選んでいただくことも大事です。
7歳くらいになれば体調に変化が表れやすくなることから、この年齢でシニア用を進められることもあります。
まずは、愛犬の毎日の行動量、食事、排便などをじっくり観察をし切り替えをするかどうかを考える
切り替える際は、良質なタンパク質源を減らさないことを心がける必要があります。
我が家の老犬達もシニア用のドッグフードを食べさせながらも、生の馬肉や茹でた鶏肉
時にはグレインフリーのドッグフードなどで「たんぱく質」の摂取量を調整しています。
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元気な犬であれば慌ててお年寄り扱いする必要もない
年齢が上がって、高タンパク質のドッグフードを食べさせ続けると腎臓に負担がかかる
あらかじめ、ある一定年齢になれば低たんぱく質のドッグフードに切り替え、腎臓への負担を減らしましょうと聞きます。
犬の身体への負担を減らすために老犬用のドッグフードを進めるわけですが、この定説は正しくはないと母ちゃんは思うのです。
低たんぱく質の食事を早くから進めた犬と、結構年齢が進んでも高タンパクの食事を取り続けた犬で、腎臓に対する負担に変わりがあるかと言えば、あまり変わりはないようなのです。
もう一点、犬が高齢になると、動く量が少なくなり代謝機能も悪くなることから、肥満につながる事も考え、低カロリー・低たんぱくのドッグフードへの切り替えを進められることもあります。
これもすべての犬に当てはまるわけではありません。
低たんぱくにすることで炭水化物の量が増えてしまっては、本来肉食動物だった犬にとっては、消化の負担になる可能性が大きいのです
筋肉量が減るのにタンパク質を減らすのはなぜ?
意外と忘れがちなのが、犬が老いるとどんどんと筋肉量が減っていきます。
どうしても活動量が減ると太るばかりが頭にあり、カロリーダウンを目的にした食事に切り替えてしまいますが、老犬になると摂取した栄養を効率よく体内に取り込む能力も衰えだします。
老犬になってからも、できる限り筋肉量を落とさず維持するためには、タンパク質を減らしてはいけません。
この体を維持するために良質なタンパク質を摂取させることが必要になってくるのです。
まとめ
愛犬の毎日の動きなどを観察し、老いても足腰を弱らせることがないようにすること。
食事のタンパク質量をあわてて減らさないようにすること。
老犬によっても体の老化は様々ですので、犬に合わせてシニア用のドッグフードに切り替えてください。
どうしても切り替えのタイミングがつかめない場合には、全年齢対応のドッグフードで量を調整することおすすめします。