曇り空の寒い朝
こんな日は窓を開けて掃除をしてもスッキリした感じがしません。お掃除をサボりたいところですが、犬が6匹の暮らしで掃除をサボることはできません。
簡単にモップで掃除でも、6匹のケージを動かしながら隅の埃をかきだします。
特にミックス犬の大吉のケージの周辺は、掃除をさぼると、抜け毛が固まってしまったり毛が舞ったりしまうので、手抜きが許されません
まあ、犬と暮らしている以上、仕方がない事ですね。
犬6匹のケージでリビングはいっぱいです
さて、我が家のリビング、初めて遊びに来る方がビックリするのが、リビングに置いてある6個のケージです。
犬6匹が、それぞれ個室を与えられている状態でして、さほど広くないリビングで腕を伸ばせば、犬のケージに当たってしまうほどです。
ミックス犬の大吉は老犬になって、なぜか子犬時代のケージに執着し体の大きさからすると、小さいであろうケージで寛ぐ毎日
白トイプードルのミルク爺は、この半年ほどで変な行動をするようになり家族が出かけたすきに、ちょくちょく鍵をあけて脱走
置いて行かれた不安でずっと鳴いているようです。
ケージの扉が開かない時には、鳴くこともないのでケージに入った後は、入り口を壁に押し付けて、脱走防止しています。
動物病院の診察に連れて行くのに、ストレスがかからないよう、普段の生活でも移動用ケージを使用して暮らしているトイプーの花母さん
ほぼ毎日おしっこをちびる癖があるため、ケージの中に、トイレシートを設置されている白トイプーの小雪姉さん。
日中は看板犬の仕事のため、ほとんど使われていないトイプー風花と空のケージです。
犬のケージがリビングにぐるりと置いてある我が家
これがなければ、もっと部屋が広いのにと思うのですけど、子犬時代から個室を与えられてる我が家のワンコ達は、各自のケージが一番落ち着ける場所のようで毎食後、すたすたと勝手に入ってくれます。
おかげで、お客様の御来店時も吠えもせずのんびり寝息を立ててる寝ています。
放し飼いによる犬の悪戯と精神的な疲れ
犬を自由にさせることが、犬の幸せと感じてる方もいますが、私は自分の目が届かない時間に愛犬6匹を放し飼いにすることはできません。
子供たちが小さいころ、我が家は非常に来客が多く、いつも、どこかの子供が遊びに来てました。
子供さんのお母さんたちとお茶を楽しんだりすることも多く、玄関から靴が溢れかえるときも度々ありました。
そんな家庭環境で、犬を出しっぱなしにしておくことはできません。
犬が好きな人もいれば、犬が嫌いな人もいます。
また、犬を室内で放し飼いにしていると、とても神経を使うのでしょう。
来客が帰宅した後は、犬達はグッタリしてしまうのです。
犬を室内で放したまま外出をしたことがあります。
当時、遊びたい盛りだったトイプーのミルクとミックス犬の大吉は、母ちゃんの寝室に侵入し、2匹で母ちゃんの下着類を引っ張り、噛みあい、楽しそうに遊んだ痕跡がありました。
ゴミ箱はひっくり返り、なかのティッシュなどの紙屑を引きちぎって遊んだあとも・・・
誤飲はなかったようですが、もしも、靴下や紙くず類を飲み込んでいたら、冷や汗がでたのを今でも覚えています。
犬を狭いケージで過ごさせるのは、かわいそうなのか
犬が1匹のご家庭では、多少の悪戯も気にならないかもしれません
しかし、我が家のように多頭飼いですと、1匹が何か楽しい事を発見すると全員参加で楽しむことが多く、それがとんでもない事になってしまう可能性が大きいのです。
人間の家族が、一人でもいれば、人の顔色を見ながら行動するため、大きなトラブルになることもありません.
また、好きな時に、好きな事をさせるというのも、意外と犬はストレスを感じるようでして、我が家でも、何度も試した。
寒い冬や、真夏など犬達が好きな場所を選んで休めるように、ケージに入れずに過ごさせてことがありますが、犬達は、落ち着かない様子で、あっち、こっちと歩き回るようになってしまいました。
ケージ=自分の落ち着ける場所
そんな風に学習してた我が家の犬達にとって、ケージは精神を落ち着かす場所でもあるようです。
ですから、犬が怖い思いをしたときや、多頭飼いで、犬同士がけんかになった場合、勝手にマイケージに入ってしまいます。
面白いもので、それぞれのケージに、他の犬がお邪魔することはありませんから、我が家の犬社会の中では、それぞれのテリトリーはしっかり区別されているみたいです
トイプー空&風花が遊んでいても気にならない老犬達
母ちゃんが仕事中も、ずっと放し飼いにされているトイプーの空&風花
なぜか、この2匹が出しっぱなしになっていても、他の犬達は、出せ!とも吠えず、それぞれのケージの中で、いびきをかいて眠っています。
老犬たちにとって、空&風花が走り回ったり、取っ組み合いのようにじゃれあう中で、ゆっくり休むことが出来ません
日中はそれぞれの場所でじっとしている方が、落ち着いて眠れるみたいなのです。
狭いケージ生活はかわいそうな場所ではなく大好きな場所
ケージでの生活で注意することは、人がいる時間には、できるだけ室内で遊ばせてあげることでしょうか。
自分の時間、群れで過ごす時間のメリハリをつけることで、ケージは犬にとって、可哀そうな場所ではなく、落ち着いて休める大好きな場所になるはずです。
母ちゃんの怒りがマックスになり、雷が落ちる気配がすると、それぞれがケージに避難するのは、まさに安心できる場所のようです。