我が家の最長老犬の花は、今年の1月で17歳と半年になりました。
人間の年齢に換算すると84歳
数年前までトイプードルの平均寿命が12~15歳と言われていましたが、最近では14~17歳まで寿命が延びています。
大切な家族であるトイプードルが長生きしてくれるのは、家族としてとっても嬉しいことなんですが、老犬との暮らし楽しいばかりではありません。
その中の一つに、犬の排せつの問題は必ずあるはずです。
老犬の紙おむつ、体にジャストフィットしてますか?
痩せて細くなった老犬の体。ウェストサイズはSSサイズからSSSサイズへ
年をとっても、骨格がしっかりしているトイプードル花
昨年の1月にミルクが逝ってしまったしまった後、ほんの少し体が小さくなってしまいましたが、それでも老犬としては重みのある体格でした。
食欲は相変わらず旺盛で、お肉もドッグフードも果物だって17歳になってもガッチリ食べます。
目は見えず、耳の聞こえが悪くなっても「ごはん」「おやつ」の声がすると、年若いトイプードルたちよりも先に小走りでくるほど元気です。
「何歳になっても花ってガッチリしてるよね。」なんて思っていたのですが、昨年の11月過ぎたころから突然キュウっと体が一回り小さくなってしまいました。
それまでジャストサイズだったSSサイズの紙おむつが、後ろ足の付け根周りがゆるゆる、ウェストのテープもお腹の内側まで届きます。
17歳と4か月過ぎた花のおむつのサイズは、とうとうSSサイズからSSSサイズに変わりました。
犬用おむつサイズが小さくなると”おしっこ”が吸収しきれない問題
細くなった体にSSサイズの犬用おむつをつけていると、花の動きによっては”おむつ”がずれてしまい、おしっこが横漏れして寝床がべたべた
寝ていて急にムクッと起き上がった瞬間、ゆるゆるになった”おむつ”の隙間に後ろ足が引っかかって倒れたこともあります。
犬用のおむつで花が骨折したりしては大変!!と、大急ぎでワンサイズ小さいおむつを買ったんですが・・・おしっこが横漏れしてしまいます。
ちょこちょこする”おしっこ”の一回量は少ないんですが、寒くなると体が冷えるためなのか”おしっこ”の量は増えてきます。
タイミングが合えばできるだけ花をトイレに連れていきますが、留守中や真夜中などトイレに連れていけないため”おむつ”の中で用を足すんですが・・・
たっぷり出る”おしっこ”が、SSSサイズのおむつでは吸収しきれず横漏れしてしまいます。
SSサイズとSSSサイズではウェストの作り方が違った犬用の紙おむつ
もう一点、困ったのが同じメーカーの紙おむつなのに、SSサイズとSSSサイズではウェストの作りが違うことです。
SSサイズはウェスト部分がシャーリングになっていて、伸びたり縮んだりするので背中が丸くなった老犬でもジャストフィットしてくれます。
でも、SSSサイズは伸び縮みできる仕上げになっていないため、背中が湾曲してしまった花がつけるとサイズはあっているものの、背中にフィットしてくれません。
体にフィットしないためテープの部分が浮きやすくなってしまうんです・・・
花はこのペロペロ浮き上がるテープの端っこが気になるんでしょうか?
テープの先を引っ張って紙おむつを自力で脱ぎ捨てるんです。
老犬トイプードル花のために腹巻を用意してみた
そんな花の”おむつ”問題を解消するために、母ちゃんが用意したのが温かいニットの腹巻です!
ニットの腹巻なんて書いていますが、本当は母ちゃんの履いていたふかふかのウールの靴下を切ったものです( ´艸`)
花がテープをはがしてオムツを自力で脱いでしまわないように、オムツの上からサスペンダータイプのマナーパンツを履かせてみましたが、トイレに連れていくたび着脱が面倒でやめました。
腰から下だけのマナーパンツも使ってみましたが、足腰が曲がってしまった老犬の体にはフィットしません。
そこで思いついたのが靴下をちょん切った腹巻です!
足腰が曲がった老犬の体にフィットするウールの腹巻!
この元靴下だった腹巻、ものすごく優秀なんですよ。
腰がかなり曲がっている花のウェストにピッタリ
しかも素材が柔らかいウールですから、どんなに花がぐるぐると動き回ってもずれません
軽快に走り回っても脱げ落ちません
急なターンをしてもぴったりフィット
眠っている間もずれませんし、母ちゃんと一緒の布団に寝ている最中だって、テープが毛布にくっついてオムツが勝手に剥がれ落ちるなんてハプニングもありません!
トイレで排せつをするときだって、腹巻ならちょっとだけ上にまくってあげればOKですので超楽チンです!
老犬の真冬の冷え対策にも腹巻が大活躍!
靴下をちょん切っただけの靴下腹巻は、犬用紙おむつのずれ防止だけではなく、花の冷え対策に大変効果がありました!
気温がぐんぐんと下がってきてオシッコの量が増え、SSSサイズの紙おむつでは吸収しきれなかった問題も腹巻をしてから解決しました。
どんなに寒い日でも水分をしっかりとる花は、若いころから真冬になるとオシッコの量がどうしても多くなります。
それが今回腹巻をしてから、一回にでる排尿の量が秋のころと同じくらいになり、SSSサイズの吸収量でも間に合うようになりました。
お腹と腰回りを温めてあげることで、目が覚めてすぐにオシッコをしちゃうこともなくなり、トイレで排尿が成功できる回数が増えました。
人も犬もお腹や腰回りを温めてあげると、体にいいのは一緒みたいですね。
とうぶんは毛玉ができてしまったり、足先に穴の開いた靴下も花の腹巻用に大切にとっておきます。